
山猫、電柱を運ぶ!?
田んぼと飛行機
休日に近所を散歩していると田んぼの上を飛行機が一機飛んでいきました。田んぼの緑と空の青さが一段と映え、夏の訪れを感じました。
5月10日にいわて花巻空港は3年ぶりに台湾便を再開しました。
コロナも落ち着いてきましたが、皆さんはこの夏どこかにお出かけしますか??
このブログの担当者
山猫プロジェクト担当の古川です!
学生の頃、陸前高田市のNPO団体で活動をしており、岩手県との縁が生まれました。その頃に同じく岩手県花巻市の小友木材店を知り、何度か花巻に通ううちに「ここの人たちと仕事がしたい」と決めました。
「山猫プロジェクト」とは?
山猫とは一言で表すと「電動小型木材運搬機」です
今まで大型重機で運び出すしかなかった木を「一人で、簡単に、そして楽しく」運べたら面白そうという想いから生まれた新しい機械です。いずれは、普段は全く別の仕事をしている人でも副業として林業に関われる、そんなワクワクする未来を思い描いています!
山猫開発のきっかけを詳しく知りたい方は、初回記事をぜひご覧ください。
今回山猫が運ぶものは…
なんとまさかの『電柱』です!
トラックの入れない現場は、肩に担いで人力で運ぶことも多いそうで、それならば「山猫が力になれるのでは?」ということで実施させていただきました。
傷をつけないように、慎重に…
電柱の表面には何十年も腐ったりさびないように、特別な塗装がされています。その塗装に傷をつけないように山猫に載せるのも慎重に行います。
持ち上げていただいている下に山猫を滑りこませて、そっとおきます。
山猫の台の上の固定用の二本の歯を外し、さらに毛布でくるんで電柱を保護しました。
先端には、車輪付き台車
木と違い、電柱は先端を引きずることができません。
どうしたものかと考えていると、なんと小型の台車を自作してきていただきました。
台車の先端には、ロープが付けてあり、方向転換の際にも役に立ちそうです。
運搬開始!
いよいよ運搬!牧草地の上も難なく移動できました。途中から皆さんにも操作いただきましたが「これなら楽だ!」と使用感に問題はなさそうでした!
普段運ぶ木よりも長さや太さが違うので、工夫は必要ですが十分お役に立てる実感がありました!!
感想
「傷をつけてはいけない」ということで普段とは違った緊張感がありましたが、それでも無事に運搬することができ、ホッとしました。果たして一年後、山猫は一体何を運んでいるのでしょうか??
最後までお読みいただきありがとうございました! ご感想・ご意見などございましたら、下のメールアドレスまでお送りください。
株式会社小友木材店 山猫プロジェクト担当 古川 明洋
メール:yamaneko@otomoku.co.jp 電話番号:0198-23-4331