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Material Production Wood

素材生産

広葉樹専門の素材生産事業として「立ち木(たちぎ)の買い付け」「丸太の製造・販売」を行ってます。
皆さんが使うティッシュや写真紙の原料になっているものです。

「素材生産業」と「製材業」の違い 

What's Wood Business?

素材生産業

立木(「たちぎ」、山に生えている木のこと)を山主(「やまぬし」、山の権利を持っている地主)から購入し、伐採し、丸太にする。

製材業

丸太を建築用の資材(建材)など用途に合わせて加工をし、販売店(建材であれば工務店など)に提供する。

「広葉樹」と「針葉樹」の違い

木材製品という観点で見ると、この2種類は様々な差があります。

下表のような特徴のため同じ素材生産でも「針葉樹は真っ直ぐで伐採・枝払いで機械化が進み、運送も楽(理路整然と積めるから)」「広葉樹はチェーンソーをベースとした手作業で、運送も積むときの技が必要」と言われています。

広葉樹 針葉樹
広がっている 尖っている
紅葉 する しない
曲がりが強い 真っ直ぐ
太く別れる 細く幹から生える
主な要素 家具、ティッシュ、写真紙、枕木etc. 建材
樹種 200,000種 480種
植林 不要 必要

小友木材店が行っていること

What We Do

メインは「広葉樹の素材生産業」です。
具体的な業務は以下の通りです。

山を見る

立木を見て「何の樹種がどれくらいの量確保できそうか?」を見積もります。さらに、「作業現場での効率はどうか?(例:斜面がきついと作業に時間がかかる)」「切った木材を運び出すための道の確保できるか?(必要な場合、林道を1から作る事もある)」など、丸太に加工するまでのコストも試算し、収支を計算します。
業界ではこの工程を「山を見る」と言います。「山見が出来る人」はご年配の方が多く、近年貴重な存在になってます。

買い付け交渉

山主に「○○円で売って下さい」と交渉し、合意後、契約を締結ます。
「立木を売りたい」とお問い合わせを頂くことも、当社が「素晴らしい山だ」と思う山主を訪ね、買い付け交渉することもあります。

伐採作業

いわゆる「木を伐る」ということです。
小友木材店ではこの工程を自社の従業員の「自前班」と外注先の個人事業主の方々の「作業班」の2種類の体制で対応しています。
作業班とは数十年の取引実績があり「いつまでに」「どんな大きさ・長さの丸太にし」「どこに運んで欲しいか?」を依頼します。

丸太の販売

丸太を買ってくれる会社に納入することで代金を頂きます。
例えば、ティッシュや写真紙を作っている製紙会社の工場に持って行き「重さ」や「体積」に応じて買い取ってもらいます。他にも定期的に開催される木材市場に出品し、競り形式での販売も行います。

上記以外にも当社の工場で枕木や薪などに加工して販売することもあります。

枕木(まくらぎ)とは?

鉄道のレールの下に敷かれる木材です。
近年では大半の枕木がコンクリートで代用されますが、特定の路線や、レールの連結部分など、一部では木が使われています。樹種は栗が中心で、防腐加工(雨露で腐らないような薬剤でコーティング)を行った後、利用されます。
小友木材店でも、防腐加工前の工程前は行うことが出来る設備が整っており、最近ではガーデニング用や家の外構の装飾のために枕木を使いたいというご要望が多くなっております。

事業内容

Our Business