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Challenge OTOMO LUMBER

小友木材店のチャレンジ

今までの先代たちに習い、我々も多くのチャレンジを行います。
現在実施している、また、構想しているチャレンジの一部を紹介させていただきます。

小友木材店120周年を記念して

120th anniversary

120周年の節目として「次の30年につながる貢献」

『世界で一番「カッコいい」木材店』を目指す株式会社小友木材店は、1905年の創業から2025年で120周年の節目を迎えます。
現代表(小友康広)は当社の4代目です。初代、2代目、3代目と地域に貢献してきたことを諸先輩方から教えていただき、それぞれの代で恩や徳を積むことで次の世代にその信頼が引き継がれることを実感しました。
一般的に「30年を節目に経営者が変わる」と言われますが、現代表は150周年の節目にはおそらく経営していないでしょう。そこで120周年の節目として「次の30年につながる貢献」をしようと考えました。
次の世代にどのようなバトンを渡せるか。それは、一人ひとりの社員の力にかかっていると考えています。この120周年事業では、全社員にアイデアを募集し、社員が主体となって地域と交流を深め、林業・木材業の活性化につながる活動を展開していきます。
地域を愛し、木材を愛する小友木材店社員の想いが詰まった、さまざまなプロジェクトにご期待ください。


小友木材店120周年 遠野市開催イベント

PROJECT 01

発案者一倉 誠

小友木材店が生まれた遠野市、そこで120周年を記念し来場者の方々に小友木材店のPRを行います。
内容に関しては、小友木材店が携わる各事業のPRブースの設営(山猫、花巻おもちゃ美術館etc...)とお祝いに相応しく、遠野市のしし踊りをはじめ県内の郷土芸能団体が盛り上げてくれます。

本社事務所にバイオマス燃料を活用した冷暖房設備を導入

PROJECT 02

発案者平野 裕幸

石油に極力依存しない環境配慮型企業を目指し、薪ボイラーの温水をパネルヒーターに循環させ、暖房として活用する設備を導入します。木材店で発生する端材を有効活用するとともに、環境にやさしい冷暖房の仕組みを自ら実践し、その効果を地域に紹介します。

おもちゃ学芸員さんへの感謝・応援プロジェクト

PROJECT 03

発案者中川多恵子、鎌田優子

花巻おもちゃ美術館で日々活動していただいているおもちゃ学芸員の皆さんに、感謝の気持ちを表現する企画を行います。学芸員さん同士のつながりを深めたり、さらなるスキルを学んだりできるようなイベントを通して、地域に密着したおもちゃ美術館の活動をより良い形に導きます。


IT(インフォメーション・テクノロジー) × 木材の実現

information technology × realization of wood

実は小友木材店の代表はITのスペシャリスト!?

私は、2005年から東京のIT企業に勤めております。
そこでは、日本でNo.1のサービスの立ち上げや子会社の設立・経営、100%親会社の東証一部上場なども経験させていただきました。
元々、『岩手県花巻市から世界的な団体を作る』というのが小さい頃からの夢であった私は、東京のIT企業に勤めながら「新しい産業であるIT産業の技術や観点を木材店の経営に活かせないものか?」と常々思って参りました。
「木を伐採する現場」のIT化や「木の物流」のIT化だけでなく、「木をブランディングし求めている人とマッチングする」など色々な分野でIT化の可能性や余地を残しているのが木材業界です。


2014年-2019年の5カ年目標は「日本で一番IT活用が進んだ木材店」
2020年-2024年の5カ年目標は「新世代木材屋の実現」

そこで、私は「5年間で日本で一番ITを活用している木材店を作ろう」と決め、実行した結果経理や事務などだけではなく、営業、事業提携、採用などあらゆる経営活動の中にITを組み入れて行くことが出来、成果を出すことが出来ました。

お陰様で、「小友木材店みたいにITを使って○○したい!」と言ってくれている木材店・林業関係者が当社に相談頂けることや視察にいらっしゃることも増えてきました。

そして、2020年に新たな5カ年目標として「新世代木材屋の実現」を掲げました。
それはテクノロジーを活用して素材生産(1次産業)、製材(2次産業)、最終消費者への直接提供・販売・ファンベースの構築(3次産業)を1社で完結する「垂直統合型の木材店」、そしてそれぞれの分野に「体験を売る」というモデルを組み合わせることの実現です。

ファンの期待を超える木材店を実現することにより「ファンが勝手に我々のサービスを拡げてくれる」「ファンが当社の山現場に来て一緒に作業する」などファンに支えられる新しい木材店を作り出していこうと思っています。
現時点ではShopBotを導入し「ワークショップなどの体験価値」を販売する木材加工、製材の事業や最終消費者に「木育空間の共有体験」を提供する 花巻おもちゃ美術館 の運営など最終消費者と繋がりながら「体験を売る」ことによりファンを生み出してけるような取り組みを実現しています。
そして、直近では電動小型搬出機 山猫を活用した「楽しみながら木材搬出をする体験価値」を提供することにチャレンジを開始しています。


地域を豊かにする不動産の有効活用

Enriching the region

これから衰退していくと言われている田舎でできる事

私が生まれ育ち、当社が本社を構える岩手県花巻市は人口10万人弱の中規模な田舎。工場がある岩手県遠野市は3万人弱の田舎です。

ところが、東京など都会から人を連れてくると非常に魅力的に感じてくれてくれます。

もちろん両市には「世界的偉人、宮沢賢治の生まれ故郷」「東北随一の温泉街」「民話の里」という明確なアピールポイントが存在してます。ただ、そこではなく、雰囲気・空気を気に入ってくれる人が多数います。
そんな土地を我々が持っている不動産を中心とした資産を活用し、より魅力的な土地にしていきたいと思っております。


ここでもIT活用が鍵

例えば、「木造建築を中心とした町並み」などを実現することは『不動産×木材』で出来ます。

そこに、「どうやって人に知ってもらうか?」というプロモーションや、人々が興味を持つストーリーの配信にはIT技術が欠かせないものになってきています。

『不動産×木材×IT』必ずこの3つを連携する必要性はありませんが、我々が持っているこの資源を最大限活用し、我々だから出来るチャレンジによって、より多くの人が喜んでもらう不動産活用が出来ればこれ以上幸せなことは無いと思ってます。