
実施報告①-山猫、山林デビュー!!
ご覧いただきありがとうございます!
山猫プロジェクトの担当となりました古川と申します!ぜひ最後までお付き合いください!
「山猫プロジェクト」とは?
山猫とは一言で表すと「電動小型木材運搬機」です
今まで大型重機で運び出すしかなかった木を「一人で、簡単に、そして楽しく」運べたら面白そうという想いから生まれた新しい機械です。いずれは、普段は全く別の仕事をしている人が副業として林業に関われる、そんなワクワクする未来を思い描いています!
山猫開発のきっかけを詳しく知りたい方は、初回記事をぜひご覧ください。
今回の現場
今回大変ありがたいことに「うちの土地の木を使っていいよ」とお声がけいただいた方がいらっしゃり、しばらくの間山猫の実験をさせていただくことになりました!!
今回は、山猫プロジェクトの相棒の福田さんもご一緒です!
現場状況
前日が雨だったこともあり、なかなかぬかるんでいます
さらに、木材を運ぶ地面は枝だらけ、、、果たして山猫は通れるのか??
いざ実践
まずは木材を固定
途中で木が落ちないように、しっかり器具を使って山猫に縛り付けます。
山猫の電源をいれて
後ろに注意しながら木を運んでいきます
舗装された道と違って、枝や段差に注意はいるものの、慣れてくるとすいすい操作できました。さらに、小さめの木であればしっかり固定することで一緒に運ぶことができました!
~次回以降の改善点~
①木材をどうやって山猫にのせるか
山猫に載せるまでは、道具は使いますがそれでも人の手で行います。今回初めて作業を行ってみて、一番体力を使ったのはここの作業で、もしコツや適した道具を見つけることができれば、より多くの人にとって使いやすい山猫となると確信しました。
②木材を山猫に固定する道具選び
現在は、ガッチャベルト(正式名称はラチェット式ラッシングベルト)という道具で木材を山猫に固定しています。しかし固定するまで時間がかかったり、運搬中に運んでいる木が外れてしまったりと慣れるまでは「使いづらい」という印象があります。もし簡単かつ確実に木を留める道具があれば、ストレスフリーに山猫を楽しむことができるはずです!
今回、山林デビューを果たした山猫ですが、きれいな道でなくても楽に木を運べると実感しました。だからこそ、木を持ち上げる・木を固定するという山猫を動かす以外の部分で「キツイ」と感じるのがもったいなく、より「簡単に、楽しく使う」ことができるよう、工夫をしていきます!もし、「こんな風に使ってみたら?」と素敵なアイデアがある方は、ぜひ下記のアドレスまでお送りください!
最後までお読みいただきありがとうございました! ご感想・ご意見など、下のメールアドレスまで送っていただけますと幸いです。
株式会社小友木材店 山猫プロジェクト担当 古川 明洋
メール:yamaneko@otomoku.co.jp 電話番号:0198-23-4331
今後のブログ(予定)
- 山猫実践レポート②
- 拾った木の可能性
- ガチプロじゃない「マイクロ林業家」を生み出したい