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木材
2023/01/13

沿岸部を目指して!

古川明洋
メディア

 

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鏡開き!

本日は鏡開きということで、事務所に飾ってあった鏡餅をいただきました!!
ぷくっとふくれていく姿が、なんとも食欲をさそい、少々食べ過ぎました、、笑

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このブログの担当者

山猫プロジェクトの担当の古川です! 
学生の頃、陸前高田市のNPO団体で活動をしており、岩手県との縁が生まれました。その頃に同じく岩手県花巻市の小友木材店を知り、何度か花巻に通ううちに「ここの人たちと仕事がしたい」と決めました。

 

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「山猫プロジェクト」とは?

山猫とは一言で表すと「電動小型木材運搬機」です

今まで大型重機で運び出すしかなかった木を「一人で簡単にそして楽しく」運べたら面白そうという想いから生まれた新しい機械です。いずれは、普段は全く別の仕事をしている人でも副業として林業に関われる、そんなワクワクする未来を思い描いています!

山猫開発のきっかけを詳しく知りたい方は、初回記事をぜひご覧ください。
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沿岸部進出に向けて

雪の無い地域での山猫の活動を求めるべく、先日岩手県沿岸地域の森林組合とお話しする時間をいただきました!

 

林福連携!
山猫の紹介が終わると「ここが興味持ってくれそう」と即座に教えていただきました。そこの森林組合は地元の福祉事業団体と連携し、薪づくりで雇用を生み出そうと取り組まれており、操作性が簡単な山猫が協力できるかもとのことでした!!

 

丸太材の回収も!

なんと4m以下のものであれば、丸太どころか枝まで買取を行っており、さらに現場まで回収に来てくださるということで、山猫プロジェクトを進めていく運搬と買取先という大きな課題をクリアできそうです!

  

 

立ちはだかる”坂”

 

「ここならいける!」と思った矢先、、、
山猫にとってこれ以上好条件な場所はないと思った矢先、森林組合の方から「この辺は斜面が急だから難しいかも」と。

岩手県の特に沿岸部は傾斜が急な地域が多いそうで、パッと見渡した限り急斜面な山ばかりのようでした。山猫が登れる限界斜度は30度でして、確かに山で使うには難しそうです。

 

下の図は色が濃いところは斜度30度を超える地域で、沿岸部はオレンジ一色です、、
岩手県は北東北三県の中でも最も傾斜地が多いそうで、県外進出なども視野に入れていきたいです

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出展:国土地理院 地理院地図https://maps.gsi.go.jp/#9/39.472245/141.157837/&base=std&base_grayscale=1&ls=std%7Cslopezone1map&blend=1&disp=11&vs=c1g1j0h0k0l0u0t0z0r0s0m0f0&d=m

 

 

 

 

今後に向けて

①沿岸部の道路脇

沿岸部でも道路脇の林であれば、山猫も使えそうでした。仮に少量であってもまずは、「木を山猫で運ぶ」「木を運搬する」「木を売る」というサイクルを一巡させてみるのもありかと思いました! 

 

②傾斜の少ない地域に絞る

今までは、「運搬方法」と「買取先」の二点がフィールド探しの条件となっていましたが、今後は「傾斜がゆるやかである」という地理的条件も加えて、進めていく必要があるかもしれません。

 

 

感想

森林組合の方は本当に優しい方で、不勉強な私のどんな質問にも真剣にお答えいただきました。 こうしたご厚意に応えるために山猫プロジェクトに一生懸命取り組んでいきます!

 

最後までお読みいただきありがとうございました! ご感想・ご意見などございましたら、下のメールアドレスまでお送りください。

 

株式会社小友木材店 山猫プロジェクト担当 古川 明洋

メール:yamaneko@otomoku.co.jp   電話番号:0198-23-4331

 

 

 

                                               

 

 

 

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