HOME > メディア > 間伐材の使い道につい教えてもらいました!
木材
2023/03/25

間伐材の使い道につい教えてもらいました!

古川明洋
メディア

 

 

 

 

 

 

yamaneko-blog-title.jpg

 

 

 

ランニングシューズを新調しました!🏃‍♂️

 

来月のハーフマラソンに向け、ランニングシューズを新調しました!足のサイズに合う物がこの色しかなく、少々ド派手な蛍光色になりましたが、早く馴染むためにこの靴で出社です!笑

NIKE-shoes-new.jpg

 

 

 

このブログの担当者

山猫プロジェクトの担当の古川です! 
学生の頃、陸前高田市のNPO団体で活動をしており、岩手県との縁が生まれました。その頃に同じく岩手県花巻市の小友木材店を知り、何度か花巻に通ううちに「ここの人たちと仕事がしたい」と決めました。

yamaneko-pic-furukawa.jpg

 

水平線.jpg 

「山猫プロジェクト」とは?

山猫とは一言で表すと「電動小型木材運搬機」です

yamaneko-pic-2.jpg

今まで大型重機で運び出すしかなかった木を「一人で簡単にそして楽しく」運べたら面白そうという想いから生まれた新しい機械です。いずれは、普段は全く別の仕事をしている人でも副業として林業に関われる、そんなワクワクする未来を思い描いています!

山猫開発のきっかけを詳しく知りたい方は、初回記事をぜひご覧ください。

 

 

 

 

フォレストサイクル元樹さんの元へ!! 

宮城県栗原市にあるフォレストサイクル元樹さんは、間伐材を使用した様々な製品を生み出したり、針葉樹も使える薪ストーブ販売をされているNPO団体です。山猫で運んだ木の使い道を探るため代表の蛇口さんに相談に乗っていただきました!

 

間伐材を使ったアイデア商品たち 

  

①色んな種類の木の輪切り

山の中には何種類もの木があります。模様や色が違ったり、手に取ると重さの違いを感じることができます。この輪切りには、木の種類が書いてあるのですが、大学教授や博物館の研究員の方から教えてもらっているそうです。

log round slice-forest cycle.jpg

 

古川:「この輪切りはどんな方が買われるのですか?」

蛇口さん:「一般の方も多いですが、幼稚園さんにも人気です」

古川:「幼稚園ですか。コースターとして使うのですか?」と聞いてみたところ、

蛇口さん:「それは手にした人の自由です。絵を描いたり、運動会のメダルにしているそうです。表面を削ってしまえば何度でも絵が描けますしね」

作りてが使い道を決めないことで、その商品の可能性はずっと広がる。とても面白い発想!

 

 

②木の石

形や大きさはバラバラですが、角を磨かれたこの木の石からは自然の暖かさを感じ、ずっと手の中で転がしいたい気持ちになりました。こちらも用途は特に決まっておらず、インテリアとして飾る人もいるそうです。

 yamaneko blog-0325-profile.jpg

蛇口さん: 「木の石を磨いてもらうワークショップをやったことがあります。年齢や性別に関係なく、その人その人でこだわりが違うので面白いですよ。5分でまあいいかとなる人もいれば、1時間以上磨き続ける人もいます。また、塗料などは一切使っていないのですが、ずっと握っているうちに手の油で光沢が出てきて、より愛着を覚えます。」

 

 

 

③不思議な形の積み木

3つ目にご紹介するのは、不思議な形の積み木です。こちらは、柱を作る際などに出た端材を使って作られています。大きさも、面の数も、重さもすべてバラバラ。

thinning-wood building block.jpg

 

 

いとも簡単に積み上げてしまう蛇口さん。他の職員の皆様もはまっているそうです。

thinning-wood building block-using.jpg

 蛇口さん:大きさ・形が全て違うので、同じ積み方になることはありません。繰り返し何度も何度も遊べますよ。」

 

 

一つ一つ実験です。

蛇口さん「木を乾燥させるのは、日陰なのか日向なのか。屋内なのか屋外なのか。木を煮る時間を変えてみたりもします。一つ一つ実験しながらやっています。」

wooden curve-forestcycle.jpg

左に湾曲している木。切り出したときはまっすぐでも、乾燥させる曲がってしまうことも。

 

 

 

感想

自然の中で育ったもので、きれいな形をしていないのが当たり前。きれいに完成されたモノは確かに使いやすいかもしれませんが、「使い道は手に取った人の自由」とゆだねてしまうことで、可能性が広がり、面白さに繋がっていくのだなと大変勉強になりました。

山猫を使ったワークショップをする際はぜひ、ご協力していただきたいです!

 

 

最後までお読みいただきありがとうございました! ご感想・ご意見などございましたら、下のメールアドレスまでお送りください。

 

株式会社小友木材店 山猫プロジェクト担当 古川 明洋

メール:yamaneko@otomoku.co.jp   電話番号:0198-23-4331

 

 

 

                                               

 

 

 

Facebookで更新情報をチェック!

コメント