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木材
2019/08/11

【WSD製作側インタビュー②】製作者 平野・菊池

外山大貴
メディア

こんにちは!お盆休みですね~みなさんいかがお過ごしでしょうか?
花巻の夏は風が吹くので気持ち良いですが、それでも暑いですね、、、
夏の暑さにもマケズ、お盆休みも引き続き投稿しますよー!!

今回はWSD製作側インタビュー第二弾 WSD製作者の平野と菊池にインタビューしました!

第一弾のインタビューでは、代表取締役の小友が現代人の働き方のニーズに応えられるのではと発案されたWSDですが、その後どのような経緯を経て、現WSDが生まれたのか聞いてまいりました!!

【平野・菊池のプロフィール】

平野 裕幸(ヒラノ ヒロユキ)

年齢:47歳(いのしし)

出身地:京都府京都市

略歴:岩手大学農学部 卒業後、水処理のプラントメーカー(宮城県仙台市のベンチャー企業)に就職、3年で倒産…。
岩手県立産業技術短大に入学、2級建築士取得。
岩手県森林組合連合会に入会、県産材需要拡大の為、県内製材工場と県内外の設計事務所・ビルダーに県産材を提案・販売(木材コーディネート)を16年間行う。
2016年11月に岩手県森林組合連合会を退会
同年12月15日(山の神の日)に現在の小友木材店に入社
「木の変態」として、リノベーション・リフォームを中心に活動中。 

菊池 美佳(キクチ ミカ)

年齢:22歳

出身地:花巻市東和町

出身大学:岩手県立大学盛岡短期大学部生活科学科生活デザイン専攻

略歴:短大在学中に㈱小友木材店にShopBot が導入することを知り、ShopBot 導入時にインターン生として組立や講習を受ける。 その後、内定頂いて 2018年4月に㈱小友木材店に入社。

 

以下よりインタビュー記事↓

はじめまして、㈱小友木材店 営業部 平野裕幸と菊池美佳です。

Q1:㈱小友木材店 営業部の仕事について教えてください。

平野
 主な業務としては、県内外の設計事務所や工務店・木工所などへの製材品・木材製品を販売しています。
 その他に、リフォーム・リノベーション需要に対応したり、ShopBotという木材専用のCNC加工機を活用した簡易な家具などの製作販売も行っています。
 最近は2020年春、マルカンビル2階にオープン予定の木のおもちゃをふんだんに楽しむ「花巻おもちゃ美術館」の運営と花巻発信の世界に通用する木のおもちゃの開発にもかかわっています。

Q2:WSDを試作する上でこだわったポイントはありますか?

菊池:
 WSDを作る上でこだわったポイントはいくつかあります。
 まず天板の差し替えのしやすさ、そしてパソコン横に複数のディスプレイを使うデュアルディスプレイの方にも使える側面の形、さらに、ある程度の強度があることを大事に製作しました。
 はじめは、差し替えが面倒な形でしたが、モニターの方々に使って頂き、その方たちの意見を取り入れ、コの字型にたどり着きました。
 また、釘やビスを使わずパーツを木材のみにこだわるため、天板の固定にくさびを使用しました。
 そうすることで、釘やビスがなくても固定することができ、安定して使い続けることができます。

Q3:今回、岩手県産広葉樹クリ、イタヤカエデ、サクラの3種を天板に使ったプレミアム版WSDがリターンにありますが、数ある広葉樹の中でその3種を選んだポイントを教えてください

平野
 実は、岩手県は木のデパートと言われるくらい樹種が豊富に存在する場所なんです。
 当社㈱小友木材店は創業以来、広葉樹に特化した木材店であります。
 はじめは線路の枕木製造に始まり、現在は製紙会社への広葉樹パルプ材供給を行っています。
 そんな㈱小友木材店が今回提案するプレミアム版WSDにクリ、イタヤカエデ、サクラの広葉樹3種を選んだポイントは、まずどれも筆圧に負けない堅木であること、そして日本人に馴染みのある樹種であることを条件に選びました。

※この後、木の話で熱くなり、それぞれの樹種の説明が長くなりましたので以下にまとめました(笑)

クリ:線路の枕木の代表選手、住宅の土台に使用される位、丈夫な木。秋にイガイガの栗の実がなる木、木肌は黄色。

サクラ:まさに散りゆく様は日本人の心、囲炉裏の材に使われ、木肌は経年変化と共に燃えるような赤に染まる。

イタヤカエデ:ボーリング場のレーン、ビリヤードのキュー、バット等に使用され、大工の腕試しの木と言われるくらいの堅木、木肌は白色。秋には色とりどりに紅葉し、落ち葉拾い

Q4:㈱小友木材店 営業部の今後の目標を教えてください。

菊池
 今回のWSDはShopBotという木材専用のCNC加工機で製作しています。
 これからも私たちはそのShopBotを使って、みなさんに「かっこいい!!素敵!!」と思っていただけるよう、さまざまな木材製品を製作し続けます。
 そして、各地のイベントに出店してワークショップを開いたり、2020年春オープン予定の「花巻おもちゃ美術館」の活動を通して、より多くの方々にもっと木に触れていただける機会を作っていきたいと思います。

 

最後まで記事を読んでいただき、ありがとうございます。
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